世界糖尿病デー 2006年、国連は国連総会義で「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」を可決し、同時に111月14日を世界糖尿病デーと決めました。 11月14日はインスリンをの発見者、フレデリック・バンティングの誕生日です。 11月14日には世界各地での糖尿病の予防・治療・療養の啓発運動が推進され、国連や主要国で様々なイベントが行われます。 2007年11月14日、東京タワーや通天閣など日本各地で世界糖尿病デーのシンボルカラーであるブルーにライトアップされ、糖尿病に対する予防や治療などの啓発コメントが雑誌、新聞、ニュースなどで報道されました。 糖尿病は、世界の成人人口の約5〜6%の病気となっています。 日本では、糖尿病が原因で亡くなる人が年間約1万人に対して、治療を受けている人は糖尿病が疑われる人、糖尿病予備軍の約15%の約212万人でしかありません。 世界のどこかで10秒に1人が糖尿病の合併症で亡くなっています。 糖尿病の進行は発展途上国で多く見られます。 食生活が変化し食事で脂肪を取りすぎていたり、治療設備が整っていないために糖尿病が急増しているのです。 糖尿病は豊かな国の病気だと思われていますが、実際は経済的に恵まれない層に多く、治療費が払えず、高額なインスリンなど治療を満足に受けられず合併症に苦しんでいる状況なのです。 世界の人が糖尿病について知ることが大切であり、糖尿病を予防し、治療や合併症を防ぐよう、全世界で行動が求められています。 栄養バランスのとれた食事をとり、きちんとした治療をするという知識が、世界の健康を維持するのに必要な時代だと言えるでしょう。 |
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たばこやアルコールの糖尿病への影響 糖尿病になった人にはたばこやアルコールをやめるよう、指示があると思います。 たばこやアルコールは糖尿病にどんな影響があるのでしょうか。 まず、たばこの糖尿病への影響ですが、たばこは糖尿病に限らず肺がんなど様々な病気の発症率を上げる原因です。 糖尿病の高血糖が続くと血管障害が起こりますが、喫煙はその血管障害を加速する作用があります。 血液ドロドロ状態になっているのに、それに追い討ちをかけるのと同じです。 また、たばこは吸っている本人だけでなく、家族にも影響があることが知られています。 そのため、あなたや家族の体を守るためにも糖尿病の人には禁煙をお勧めます。 禁煙によって口寂しくなって太る人もいますが、食事療法や運動療法によって血糖値や体重を管理できるようにしましょう。 アルコールの糖尿病への影響のひとつが、低血糖。 糖尿病の薬を飲んでいたりインスリン注射を使用している場合、アルコールを飲むと薬やインスリンの血糖を下げる作用が長引く場合があります。 また、アルコールを飲むときのおつまみは塩分が多いので、食べ過ぎると高血圧を起こしやすくなります。 おつまみの食べすぎ自体、カロリーの取りすぎにつながるので糖尿病にはよくありません。 しかし、決してアルコールがだめなわけではなく、血糖や食事など生活管理がきちんと成されている場合は2単位程度飲んでもいいと指導される人もいるようです。 長年の喫煙や飲酒の習慣を変えるのは容易ではないと思います。 しかし、自分や家族の体や生活を守ることは、とても大切なのです。 糖尿病である、ないに関わらず、しっかりと栄養バランスのとれた食事を取ることは、毎日を健康に過ごすうえでとても大切なことなのです。 |
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